快適にエレベーターを使用するために
エレベーターの安全性や快適性は日々進歩し続けています。普段皆さんが何気なく乗っているエレベーターにも様々な技術や工夫が施されています。
今回は、皆さまにエレベーターをより快適に使用して頂くために、そんな工夫のうちのいくつかをご紹介いたします。
■エレベーター内の鏡は車椅子の方のために設置されています
車椅子を使用されている方は前からかご内に入り、バックで出ていくことが多いです。そのため、かご内に鏡を設置することでエレベーターから出る際に後ろの状況を確認することが可能となります。
■通常のボタンと車椅子用ボタンは動作の仕方が違います
エレベーターを呼ぶ際の通常のボタンと、低い位置に設置された車椅子の方向けのボタンではエレベーターの動作の仕方が違います。複数台エレベーターの設置してある建物では、車椅子の方がいない際はむやみにボタンを押さないよう気を付けて下さい。エレベーターの効率的な動作の妨げになってしまう可能性があります。
また、かご内の車椅子の方向けに設置されたボタンも、目的階数到着時の開放時間が長くなるようあらかじめ工夫がなされています。
■エレベーターに乗る際はゆっくりと静かに乗ってください
かご内に偏って人が乗ると一方に荷重がかかり、定員に満たない状態でもブザーが鳴ってしまうことがあります。かご内にバランスよく乗ることにより定員まで乗ることが可能です。
また、ゆっくり静かに乗ることも重要です。駆け込み乗車は事故に繋がりかねませんので、充分に注意してください。
■防犯カメラの設置をおすすめします
最近のエレベーターは防犯カメラを設置したものがよくみられます。夜、女性が一人で使用する際など不安になるものです。犯罪の抑止・防止はもちろんのこと、万一の事故などに備えカメラの設置を弊社ではおすすめしています。
【エレベーターの豆知識一覧】